会社概要:沖縄の南城市にある「株式会社なんじょう牧場」

株式会社なんじょう牧場:当社は沖縄の南城市にある進化し続ける酪農

会社概要

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あいさつ

私は平成16年に、親の酪農事業を引き継ぎましたが、この牛舎を今後、発展させながら存続していくには、規模拡大が必要不可欠と考え、平成18年に牛舎の建替えをしました。  牛舎の建替えは、規模拡大の目的以外にも、環境への配慮、機械化による作業効率性の向上を目指して、酪農が若い人にとって魅力的な仕事になるようにし、新規就農者の育成に努め、次世代につながる酪農業を目指してきました。

わが社は酪農だけにとらわれず、酪農に関連した堆肥の製造販売(EM発酵堆肥)等を手がけておりますが、これからも機敏な動きと、効率を追及しコストダウンを目指しながら、「お客様は何を求めているのか」と常に考え、より良い製品を消費者に提供していきたいと考えております。

代表取締役 指導農業士認定番号第293号
中村 成則

経営理念・行動指針

経営理念

・酪農による文化的な生活への貢献を目指す

・エコロジーを重視し地域との調和を図る

行動指針

一、私達は、株式会社なんじょう牧場(株)の社員として誇りを持ち、法規法令を順守し、社会的に非難を受けることがないよう、高いモラルを持って行動する。

一、私達は、お客様や地域の為に、何が出来るかを常に考え、社会的責任を果たし地域との調和を重んじる行動をとる。

一、私達は、お互いの多様性、人格、個性を尊重し、気遣いを心がけると共に、自分や仲間の役割を理解し、誠実に思いやりを持って行動する。

株式会社なんじょう牧場の会社概要

会社名
農業生産法人
株式会社なんじょう牧場
所在地
〒901-0601 
沖縄県南城市玉城字前川1138番地
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会社概要
平成16年7月 創業・酪農事業開始
平成24年1月 アーミファーム株式会社設立
平成24年1月 堆肥事業部開設
酪農規模
泌乳牛 72頭規模
乾乳牛 10頭規模
育成牛 16頭規模
設備
トンネル換気システム牛舎
糞尿分離型電動スクレーバシステム
牛糞撹拌乾燥施設舎 EM培養ステンレスタンク(1.6t)
飼料切断撹拌車(自走式ミクストロン)等
事業内容
家畜(乳牛)生乳生産販売
堆肥生産加工販売
主要納品先
ホームセンター各社
JA各支店
園芸店各店舗

進化し続ける酪農

1.進化(変化)し続ける理由

 進化論で有名なダーウィンはこんな言葉を残しています。「生き残ることの出来る生物は強いものではなく、賢いものでもない。最後に生き残るのは環境に合わせ、自らを変え進化することの出来たものだ。」
 このダーウィンの残した言葉はどの世界においても通じることだと思います。酪農においても、時代に合わせ変化していく柔軟な発想が困難を乗り越える鍵になると考えています。
 現在、沖縄県における酪農家件数は減少傾向にあり、新規就農者及び後継者も少ないという状況になっております。
 地産地消の沖縄酪農ですが、このままでは県内消費分の乳量さえも確保できずに、衰退していってしまうのではないかと危惧しています。  農家戸数が減少し続けている現状から、残された農家の規模拡大を検討することは勿論です。 それと並行し、労働環境の改善や後継者育成の体制を整え、若者がより新規参入しやすいシステムを作ることが、就農者数の増加に必要ことだと考えます。
 さらに、酪農地帯への住宅地進出が進み、牛舎の土地面積確保および糞尿処理問題が重要課題となっており、酪農家を悩ます大きな要因となっております。
 沖縄の酪農が今後永遠に存続し、産業として発展していく為には、従来の固定概念から抜け出し、新しい視点で酪農経営を考えなければいけない時期に来ていると思います。
 まさに今、沖縄の酪農は時代に合わせた大きな進化(変化)が求められているのだと強く感じています。


2.就農への歩み

 私の牛舎は沖縄本島南部に位置する南城市玉城にあります。私の生まれ育ったこの地域は県内でも、第1次産業が盛んな地域です。
私は、実家が酪農を営んでいたこともあり、親の手伝いを通じ、乳牛に触れる機会が多い幼少時代を過ごしていました。
酪農の楽しさ、大変さを子供なりに理解し、「いつかは自分も牛を飼ってみたいな」と、漠然とではありますが、そう思っていました。
私は地元の工業高校を昭和53年に卒業後、23年間建設業に就いていました。平成18年、父の酪農引退を期に30頭規模の牛舎を継ぐことにしました。


3.牛舎建替えの決断

 私が牛舎を継いだ頃は、乳価は安い、飼料価格が高騰、さらに生乳生産量過多で、出荷制限枠が設定されているという厳しい状況であり、離農する酪農家も後を絶ちませんでした。
 私が酪農業で今後も長く存続していくためには、牛舎の規模拡大が必要不可欠であるとの思いから、牛舎の増築をすることでの規模拡大を検討しました。
 作業効率やカウコンフォートの観点から、既存牛舎の増築ではこれからの酪農経営に限界があると考え、思い切って牛舎建替えを決断しました。  牛舎の建替えは大きなリスクを伴うものです。しかし、今行動を起こさなければ廃業するリスクの方が大きいと思ったのです。まさに「リスクをとらないリスク」と「リスクを伴うが希望の持てるリスク」どちらを選択するのかという状況の判断でした。
 しかし、建替えの決断はしたものの、厳しい局面に入る酪農業界、私自身の実績・信用のなさ、さらには資金が無いという三重苦の状態だったので、当時は周囲の猛反対を受けました。それでも信念を曲げずに粘り強く牛舎建替えを模索しているうちに、次第に協力者が現れてきました。 その協力者の皆様のおかげで平成21年に育成牛を含めて90頭規模の牛舎に建替えることが出来ました。
 私はこの経験を経て、理想を諦めずに追い続け、行動し続けることが実現に繋がることを学びました。
そしてそれは、周囲の協力を得ることで、初めて現実になることを実感し、「人脈」こそ、無形の財産であることに気づかされました。


4.魅力ある酪農へ

 酪農を辞めた若者にその理由を尋ねると、返ってくる言葉の多くは「体力的にきついし休みも少ない」や「1日の拘束時間が長すぎて自分の時間がもてない」といったことが挙げられます。
 これを「最近の若いのは根性が無い」と一蹴するのは簡単ですが、現在の社会においては、年中無休で稼動している企業は多くあり、その大半の企業は労働環境や労働条件に気を配り、安定した人材を確保しています。酪農の世界も若い力を呼び込むためには、従来の酪農のイメージを払拭した、魅力ある酪農のシステムを構築しなければならないと思います。
 我が社の経営理念の1つに「酪農による文化的生活」を挙げていますが、これは仕事の効率化と経営の合理化を図り、現代に合わせた労働環境を社員に提供し、文化的な生活を送ってもらってこそ、酪農の発展に繋がると確信しているからです。


5.今後の展開

 沖縄の酪農は草地をもたない農家が多く、購入飼料に頼っているのが現状であり、毎日出てくる牛フンを自分の畑に施肥するといった処理が難しいのが現状です。そんな中で牛フン処理に経費ばかりかかり、そのことが経営を圧迫し廃業に追い込まれるケースも少なくありません。
 そこで私は、堆肥を袋詰めして販売することにしました。酪農作業の空いた時間に一人でやるには、なかなか先に進めなかった堆肥販売事業でしたが、牛舎建替えの際に取引をした資材メーカーの関連で地域のホームセンターでの販売に繋がり、農協の資材センターにも販売網を広げることができました。
牧場を法人化し、社会的信用を強化できたのも効果があったと思います。
 現在は月に2000袋程度の出荷ですが、今後さらに事業拡大を図り、今まで厄介者であった牛フンを上手く利用し、安定的に流通・販売することが可能になれば、経営を圧迫するどころか、新たな雇用を生み出すことも可能になります。
 さらに今後、牛舎を建替えた実績と現在の牛舎における改善すべき課題の経験が、第2牛舎、第3牛舎を作らずにはいられないという計画を興させます。そこでは1日3回搾乳を実施しようと考えています。現在の第1牛舎とも組み合わせ、従業員を3交代制にし、労働時間の短縮と売り上げの向上を図り、新たな雇用の創出を目指しています。
 その際に必要となる従業員の人材育成も重要になります。牛舎建替えの際に県を窓口にして借入を行い、返済計画を一緒に立てていた経緯もありましたが、その繋がりか、平成24年に沖縄県の認定制度である「指導農業士」を取得するに至りました。
この認定によって、農林水産省の事業である「農の雇用事業」を受けやすくなり、資金面での補助、人材育成に関する指針を立てることに繋がりました。
 今後の進捗次第ではありますが、さまざまな企業ノウハウ、牛舎建築ノウハウ、人材育成ノウハウを活かした「酪農サポート事業」を創出し、地域の酪農の発展に寄与していくことも強くイメージするに至っています。
 今後、次世代に向かって酪農を産業として発展させながら、継続させることを目標に努力することが、今までお世話になった方々への恩返しだと思います。


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